横浜にある、私たち910の工場は決して大きくありません。しかし入手しにくい様々なポルシェ純正工具や、最新モデルには不可欠なコンピューターの専用テスターなど、他のポルシェ・スペシャルショップとは違うということに気付いていただけると思います。しかも、それを使いこなすスペシャリストもおりますので安心してあなたの愛車をお任せください。 |
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910(ナインテン)では、スペシャル・ポルシェのエキスパートとして、そのパーツの供給や車そのものの輸入、メンテナンスやサービスを行なっております。また、さらに多様化するお客様のニーズに応えるために、御殿場にメンテナンスを専門とするファクトリーを新設いたしました。
レーシングカーのノウハウが一般的なメンテナンスに役立つのだろうか?と思われる方もいらしゃるかもしれませんが、確かにポルシェといえども、レースカーとロードカーは形こそ似ていても、パーツの細部は異なり、多くの点でその差は大きいが、基本的な考え方は極めて近いところにあります。
つまり、ポルシェという車はレーシングカーであっても、特別な事をやる必要はない。重要な事は設計に対して忠実なメンテナンスであって、それ故にプライベーターであっても、レーシングカーを買うことができるし、参戦することもできる。その考え方はロードカーでも同様で、ちゃんと性能を出して走るためのメンテナンスが最も重要なのです。
私たち910では、その基本に忠実という考え方をコンセプトにレース活動で得たノウハウをロードカーのメンテナンスに活かそうと考えております。 |
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私(安永)が22年ほど前に、日本グランプリで活躍した『タキレーシング』の910を偶然手に入れることができたのをきっかけに現在の道を歩み始めました。
その車は、オーバーフェンダーにスリックタイヤを履いていたり、エンジンもオリジナルでないということもあって、元に戻すためにパーツを集め始めました。それがきっかけとなり、ヨーロッパやアメリカのポルシェ・パーツを扱うスペシャリストと関係を持つようになり、やがてバイザッハのポルシェ・レーシング・ディビジョンとコネクションを持つようになり、そして90年に最強のCカーと言われる962Cを購入して、それをレンタルするためにナインテンコーポレーションを設立。
ちょうどその頃、岡山にT&Iサーキットがオープンし、本格的にスポーツ走行を楽しもうという動きが活発になった。その中心となったのは信頼性が高く、高性能なポルシェ911であった。しかし、実際にレース活動をしていないとカップカーのパーツが入手できないのをはじめ、並行輸入も多く、オーナー達は次第にパーツの入手やメンテナンスに困り始めた。
そこで、910ではこれまでのコネクションや独自のルートを使って、カップカーのパーツや車そのものはもち論、様々なレーシングパーツやスペシャルモデルなどの輸入販売をはじめ、それに 関わるメンテナンスやサービスを始めました。その集大成が96年からのレース活動であり、新しくスタートしたサービスファクトリーなのです。 |
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